2009年8月26日水曜日

日本

昨日無事に帰国しました。

そして今日実家に帰ってきました。

久しぶりに完全に気を抜いてのんびりしています。

またちょっとずつイタリアでのいろんなことを思い出しながら書いて見ようと思います。


2009年8月24日月曜日

明日

日本に帰ります。

2009年8月8日土曜日

ロット!

そういえば、

レッチェに来る前、

ナポリから南に向かう電車に乗っているとき、

観光シーズンだからかめちゃくちゃ混んでたんですが、

2時間ぐらいたったところで、

何もない廃墟の様な駅に止まりました。

なんだろうと思っていると、


「電車が壊れたぞ!」


ありえねえ!

みんな電車の外に出て日陰で休んだりしてましたが、

いつ動くかもわからない。

反対車線の電車が来るとみんな線路に降りて道をふさいで、

「おれたちも乗せろー!」

みたいな事を言っている。

すごい国だな。

車掌さんとかはみんなにいろいろ聞かれたり、

どこかに連絡したり大変そうでした。

そしてあるとき一人のおじさんが車掌さんに言いました。

「みんな暑くてもう我慢できない!

 みんなに水とビールをくれー!」

これを聞いたみんなは、

「おー!いいぞー!もっと言えー!」

とか言いながら笑ってました。

ホントに暑くて水もなかったので、

カラビニエリ(憲兵)がしばらくして水を持ってきました。




2時間以上経ってようやく電車は出発しました。

次に止まった駅でまた水がみんなに配られました。

何時間に一本しかない電車壊さないでくれよ。





今日レッチェでバールに行くと、

昨日も言ったのでおじさんが覚えててくれて話しかけられました。

「中国人?日本人?」

日本人だと答えると、

「じゃあ友達だ。」

と言うので何のことかと思ったら、

日本とイタリアとドイツは第二次世界大戦のときに同盟を結んでいたので友達だと言うのです。

そういうことか。

しかもこのおじさんは広島に原爆が落とされた日に生まれたらしい。

覚えやすいけど、

あんまりうれしくない誕生日ですね。


2009年8月6日木曜日

アミーチ3

今日は時間があったので続けて投稿です。

イタリアで残りの時間は1番気に入ったところで過ごそうと思い、

またレッチェに来ました。

イタリア人の友達もできたし。


今回また違う友達ができました。

たまたま一人で食事をしていると、

アメリカ人とポーランド人の二人組みが、

「一緒に座ってもいい?」

と話しかけてきたので、

いいよ。

といい、

一緒に食事をしつついろいろ話をして、

アメリカ人のほうの泊まってるところのイタリア人が面白いから一緒に行こうといわれ、

一緒に行きました。

そのイタリア人の夫婦(マウロとパオラ)が大きい家を持っていて、

部屋を貸しているという感じでした。

着くとテラスでまたワインを飲み、

いろいろ話していると、

明日ガリポリのビーチに行くから一緒に行こう。

ということになりました。

真夏の海に行くなんて中学生以来です。


レッチェから車で30分ぐらい行くと、

ものすごくきれいな青の海が見えてきました。

そこに何百人、もしかしたら千人以上の人がいて、

アジア人は僕だけ。

マウロたちは毎日のように来ているらしく、

海の家みたいなのがあるんですが、

みんな友達とか知り合いみたいでした。

この海の家にはDJブースがあって、

常にダンスミュージックが流れています。

そして海で泳ぎ、

ビールを飲み、

フリッセーラとかいうブルスケッタみたいなものを食べ、

今度は海に入りながらビールを飲み、

ながら踊り、

みんなやりたい放題です。

ロレンツォという小さい男の子がいたんですが、

少し話をしたら、

「日本人!?

 ドラゴンボール知ってる?

 ゴクー!ゴクー!」

と言っていました。

すごいかわいい子で、

水に浮くベッドみたいなので遊んでいたら、

「タカヒーコ!引っ張って!引っ張って!」

と言われ、

ロレンツォを引っ張りながら海の中を走り回ったおかげで、

とてつもなく今足が筋肉痛です。

日が暮れてきて砂浜にいるみんなが踊り始めたころ、

急にマイケルのスリラーが流れてきたので、

みんなで砂浜でムーンウォークをしました。

まさかイタリアに来て砂浜でムーンウォークをすることになるとは思っても見ませんでした。

8時になると海の家は閉まり、

みんな帰り始めます。

平日にこれだけの人が海にいるなんて、

いったいみんないつ働いているのか不思議に思いました。

帰り際にマウロに、

「レッチェにいるうちにうちに来てすしを作ってくれよ!

 おれがレッチェの家庭料理を作るから。」

と言われたので、

もちろん!

と言ってしまいましたが、

小さいころに母親が作る散らし寿司をちょっと手伝ってうちわで扇いだことぐらいしかない僕にすしが作れるのか。

ドキドキです。





アミーチ2

モンテプルチアーノの次は、

フィレンツェから少し離れたところにある、

紹介してもらった人のレストランに連れて行ってもらいました。

ソムリエの人がいて、

料理に合うワインを勧めてくれます。

落ち着いた場所にあって、

ソムリエのエドゥアルドもいい男で、

料理もワインもすばらしかったです。

この紹介してもらった人が、

イタリアでソムリエの資格を取って、

もう6年もイタリアで働いているので、

いろいろ話を聞けてとても勉強になりました。

ありがとうございました。


帰りはエドゥアルドが車でホテルまで送ってくれました。

その途中ずっと食べ物の話をしていて、

外人が、

「サシーミ」とか「ニギーリ」とか言うと、

ついついつられてしまいますね。

楽しかったです。



アミーチ

イタリアに来る前は、

イタリア人は陽気で、

気軽に話しかけてきたりするのかなと思っていましたが、

大きな観光地を除けば、

みんな珍しそうな目でじろじろ見るだけ。

けど、

何かのきっかけで少しでも話したりすれば、

もう友達です。

イタリア人同士だったら、

電車とかで席が一緒になれば必ず話をするし、

タバコや飲み物の自販機もあるけど、

みんな人がいるお店で買うし、

本当に人と話すのが好きな人たちだな~と思います。

さらに、

友達の友達も友達だから、

いつかイタリア人はみんな友達になるんじゃないかと思います。




新宿3丁目のお店「Regalo」の店長、上野さんが2年間過ごしたモンテプルチアーノに行ってきました。

ヴィーノノービレディモンテプルチアーノと言うワインで有名です。

プルニョーロジェンティーレという葡萄を使って作られれているんですが、

簡単に訳すと、

やさしい葡萄から高貴なワインが作られています。

素敵ですね。

上野さんはそのワインを作っているヴァルディピアッタというワイナリーで働いていました。



まずモンテプルチアーノに着き、

上野さんに電話すると、

「ここの広場のバールに行って、

 サンチェスっていうやつがいるから、

 そいつに安いホテルを教えてもらえ。」


その通りにすると、

前に見せてもらった写真で見たことがある顔の人がいました。

この人がサンチェスに違いない!

上野さんの名前を言うと、

とてもうれしそうにいろいろと話してくれました。

そして、

観光案内所でもらったホテルリストに載っていない、

安くていい部屋を教えてくれました。


そして夜は上野さんのお勧めのトラットリアに行ってみたり。

すると、

たまたま広場で、

ヴィーノノービレを作ってるワイナリーがみんな集まって試飲会のようなものをやっていました。

もしかしてと思い、

ヴァルディピアッタを探してみると、

ありました。

そこにいた人たちに上野さんの話をしたら、

「おお!リオ(上野さん)の友達か!

 うちのカンティーナ見に来るか?」

と言うので、

行きたい!

と言ったら、

次の次の日に僕が泊まっていたところの近くまで車で迎えに来てくれました。

そして車に乗って何キロか行くと、

もう回りは葡萄の木だらけ。

そしてヴァルディピアッタに着きました。

着くと中を全部説明しながら見せてくれて、

とても貴重な体験になりました。

初めてワイナリーを見ました。

そして次は一通りのワインを試飲して、

チーズとハムとパンをたっぷり食べながらさらに飲み、

このワインは日本にないからと、

お土産までいただいてしまいました。

リオと一緒に飲みます。

と言うと、

うれしそうに笑っていました。

ありがとうございます。

そして帰りは駅まで車で送っていただきました。


モンテプルチアーノは本当に素敵なところでした。

泊まっていた宿のおばちゃんもいい人で、

「またモンテプルチアーノに帰ってきなよ!」

と言われました。

いつかまた行きたいと思います。





2009年7月26日日曜日

お久しぶりです

急にお休みして心配させてしまったかもしれませんが、

何か事件があったわけではありません。


しかし、

そのあとに事件はありました。


ボローニャの駅で、

パスポート、財布、デジカメなど、

大事なものがいっぱい入ったバッグを盗まれました。

実に鮮やかでした。

まったく気づきませんでした。

前に紹介したアフリカに行っていた先輩のブログで、

パスポートとか財布とか全部盗まれたという記事を呼んで、

アフリカは怖いな~。

なんて思ってたんですが、

まさか自分もやられるとは…。


よく漫画とかで困った人が同じところを行ったりきたりしますが、

僕もそうなりました。

しばらくうろうろしながらいろいろ考えて、

まずカードを止めました。

そして警察に行って盗難証明書を作ってもらいました。

大使館があるローマか、

領事館があるミラノに行かなくてはならないのですが、

この時点で所持金はポケットに入ってた20ユーロだけ。

警察が駅員に言ってただでミラノ行きの電車に乗せてくれました。


ミラノについて、

まずはお腹がすいていたのでカフェでパスタを食べてワインを1杯飲みました。

これで残金9ユーロ。

この時は領事館に行けばお金も何とかなるだろうと思い、

普通に使ってしまいました。

そして住所を頼りに領事館に行くと、

閉まってました。

イタリアなのに海の日で休んでんじゃねえよ!

とつい叫んでしまいました。

このままでは野宿の危機です。

何とかお金が手に入らないかと、

もう一度カード会社に電話してみました。

「朝一に電話してくれれば、

 その日のうちに提携してる銀行で現金が受け取れます。」

これはすでに夕方だったのと、

パスポートもなくて身分が証明できないのでだめでした。

「緊急のクレジットカードを滞在先のホテルに届けることができますが、

 今からだと3日後になります。」

これしかなかったので、

後払いのホテルを探し、

とりあえず寝るところは確保しました。

しかし9ユーロで3日間生きていけるのか。

何にどう使うか真剣に考えました。

カフェで飲んだ1杯のワインを後悔しました。

このままでは毎日飲むという目標が途絶えてしまうかもしれない。

カフェのテラス席で他人が飲んでいるビールがこれほどうまそうに見えたことはありません。

その辺のホームレスに習い、

一度買った水のペットボトルは捨てずに、

公園の水道で水を汲みました。

そしてこの日は何も食べずに寝ました。


次の日、

ラッキーなことに安いホテルなのに朝食が付いていました。

ここぞとばかりに食ってやりました。

朝からいろんなところに電話して、

来る予定のなかったミラノだけど、

せっかく来たので散歩しました。

そしたらお腹がすいてきました。

散歩したことを後悔しました。

おとなしくしてればよかった。


もう一度領事館に行きました。

すると、


昼休みでした。


いつ開いてんだよ!


しょうがないので昼休みが終わってからもう一度行きました。

この時点ですでにお腹がすいて元気が出ません。

窓口で全部盗まれたと伝えると、

おばちゃんが、

「早くホテルに戻って盗難証明書持ってきて!急いでね!」

こんなにお腹がすいてるのに急げだと?

そもそもなんでタメ口なんだ?

空腹だとこんなつまらないことにもイライラしてしまいます。

言われるままにホテルに戻り、

また戻ってきました。

ちょっとだけ走ってみましたが、

5メートルが限界でした。


さっきのおばちゃんに紙を渡すと、

めんどくさい書類をいっぱい書かされました。

誤字だらけです。

なにやらパスポートを作ればお金を借りられるらしい。

やっと書き終わったら地図を渡されて、

「じゃあつぎはここ行って写真撮ってきて!早くね!」

また言われるままに急いで写真を撮りに行きました。

写真を撮り終えて戻るときは、

もうすぐビールが飲める!

と思い、顔はにやけていました。


おばちゃんに写真を渡すと、

「じゃあちょっと待っててね、ちょっとって言うか結構かかるけど。」


なに!?

そんなにかかるなら何か食べ物をくれ!

と心の中で言いました。











2時間以上経ち、

「閉めるので奥の部屋に移動してください。」

と言われ、

さらに30分以上待つと、

やっと新しいパスポートができました。

よく見てみると、

ICチップが搭載されている!

何に使うかはわかりませんが。

そして写真のページを見ると、

ホログラムになって、

小久保の顔の上に富士山と桜が虹色に輝いている!!

すごいですね。


そしてお金も借りて、

すぐ帰りたかったんですけど、

一番偉い人といろんな話をしました。

とても面白かったんですが、

お腹が限界だったので何とか切り上げて領事館を出ました。


ここからホテルまでが緊張しました。

これを盗られたら終わりだ。

封筒は常に歩道側に持ち、

360度気を配り、

不審者のようにキョロキョロし、

やっとホテルに着きました。


早く!

飯を食いに行くぞ!


とにかく近くにあったケバブ屋に入りました。

ケバブ早い安い美味い。

久しぶりのまともな食事を満喫していると、

ガラの悪い3人組が入ってきました。


そのうちの一人が、

「マヨネーズはダメだよ!」

と文句をつけ始めました。

店員は、

「全部入れろって言ったじゃないか!」

「全部入れるけどマヨネーズはダメなんだよ!」

すると次は違うやつが、

「これ肉が少なくないか?」

と文句をつけ始めました。

店員が、

「うちの店ではこうやってます。」

と言ってるのにまだ文句を言い続け、

結局肉を足させてました。



マヨネーズとか肉の量ぐらいでがたがた言ってんじゃねえ!

食えるだけありがたく思え!!



食べ物とお金の大事さを思い知りました。

ここまでお金と食べ物に困ったのは初めてでした。

2日間だけですけど。


今は元気なのでご心配なく。

ブログはちょっとづつ更新しようと思います。

もう写真は載せられませんけど。



2009年7月14日火曜日

しばらく

ブログはお休みしようと思います。

2009年7月12日日曜日

ペルージャの街並み


丘の上にあるので、

とにかく坂や階段が多いです。






バスでここまで来るのにも、

くねくねと坂道を登ってきます。



そのかわり景色はすばらしいです。










フランスのニームで初めて教会に入ったときに、

すごくきれいで感動したんですが、

キリスト教徒でもないよそ者が気安く入ってはいけない場所のような気がして、

ほとんど教会や大聖堂とかは入ってないんですが、



ステージの後ろにあるこの大聖堂に、

勇気を振り絞って入ってみました。




美しいです。

ちょうど歌ってるところでした。

ステンドグラスとシャンデリアの明かりの中で、

きれいに音が響いて、

鳥肌が立ちました。

いい物を見せてもらいました。

ありがとうございました。




ペルージャへ

コセンツァを出る時に、

次はナポリの辺りに行こうと思ってたんですが、

ちょうどローマまで行く電車があったので一気にローマまで来てしまいました。

フィレンツェで人と会う約束をしているので、

なるべく早くそっちのほうまで行きたかったんです。

一気にフィレンツェまで行ってしまいたかったんですが、

時間が遅かったのと、

電車にずっと乗って疲れたのと、

フィレンツェに行く前にペルージャに行こうと思ったので、

ローマで1泊だけしてペルージャに来ました。



ガイドブックに載ってるし、

油断してたら、

「駅から1、6、9、のどれかのバスに乗れば中心までいけます。」

って書いてあったのに、

実際にバスを見たら、

GとかRとかTDとか。

数字ですらねえ!

しょうがないから近くのおばちゃんに聞いたら、

バス乗り場まで連れて行ってくれて、

そこまで行くバスを教えてくれました。

そして、

近くにいたお兄さんが親切に英語で解説してくれました。

この時点でもうペルージャが好きになりました。


とりあえず観光案内所に行ってホテルのリストをもらって、

安いところから電話してみたんですが、

どこも空いてない!

何とか見つかったところは、

さっき到着した駅の目の前でした。

また戻るのかよ…。

と思ったけど、

ペルージャを出るときはそのほうが楽だと、

いいほうに考えることにしました。


そしてペルージャの街を歩き回って、

ホテルがいっぱいのわけがわかりました。





「Umbria Jazz 09」

という野外フェスのちょうど初日でした。

そりゃあホテル空いてないよなぁ。

菊地さんもヨーロッパを回ったときはこういうのに出てたのかなぁなんて思ったり。



すごい人です。



ステージがいくつかあるんですが、

ステージじゃないところでも路上でみんな演奏してます。



そしてイタリアのすごいところは、

この大音量のステージが朝まで続きます。

キムラがいたら大喜びしてしまうでしょう。

キムラー!

今すぐペルージャにこーい!!





Umbria Jazzのオフィシャルカーはトヨタでした。





たまたま来てみたペルージャでこんなものを見れるとはついてますね!



TUTTO SPORT

イタリアのスポーツ新聞「TUTTO SPORT」を買ってみました。

サッカーに関する記事が8割ぐらい占めてました。

その中で、

セリエAの各クラブの今期予想フォーメーションが載ってました。



森本がスタメンに!

がんばれ森本!!


特に森本のファンというわけではありませんが、

10代から一人でイタリアに渡ってがんばっている日本人。

そしてスタメンの座をつかんだ森本。

がんばって欲しいです。



そういえば、

以前一人でフランスとスペインを旅行したときは、

よく、

「ナカータ!ナカータ!」

と話しかけられましたが、

今回は一度もないですね。

ナカータ!って言ってくるやつはたいてい観光客を狙った詐欺師みたいなやつらでしたが。

ただ、

パルマにいる時に、

中田のパルマ時代のユニフォームを着ている人を見かけたときはうれしかったですね。




2009年7月9日木曜日

ふたり


今まで生きてきて初めて1日に2回同じ店に行きました。

まずは昼。


このお店はお父さんが料理を作って、

娘が手伝ってる小さなお店でした。

メニューもないので、

娘に、

「何飲む?」

と聞かれて、

次におじさんが出てきて、

「何食べる?」

プリモとセコンドの2皿食べたい。

肉がいい。

と伝えると、

「じゃあパスタはこれで、肉はこんな感じでいいか?」

と言われました。

ワインを頼もうと思ったら、

「うちのハウスワインうまいからそれにしな。」

と言われたのでそうしました。

「ワイン飲むならチーズとか生ハム食いたいだろ?気にするな。」

みたいな事を言って、

前菜が来ました。



どこ行っても前菜の中にナスをグリルしてビネガーにつけたやつが入ってますね。

さらに、


ポルペッタ


温かいのは後から来るんですね。

いつも冷たいのだけ見て、

これならいけそうだ。

と思ってるとさらに来てびっくりさせられます。



スパゲッティーニ、スーゴのなんとか


挽肉かと思いきや、

細かく切った肉でした。

そしてちょっと辛い。

お母さんが作ってくれたみたいな味がしました。




豚のグリル


うまかった!

結構火が入ってるのにやわらかくて。

こういう肉が食いたかった!



おじさんとちょっと話したら、

「今日の夜もまた来いよ。」

と言われたので、

本当に行きました。

娘は笑ってました。


まだお腹が減りきっていなかったんですが、

また前菜から食べちゃいました。


前菜は何か違うのにしてくれるのかなと思ったら、



同じのにさらに足されてパワーアップしてました。

これは危ないぞ。



オレキエッテ、野菜のソース


細かく刻んだいろいろな野菜を煮込んだソースでした。

上に乗ってるのは唐辛子。

ハサミで切って好きなだけかけて食べるみたいです。

うまいけど、

量が半端ねえ!

この時点で結構限界でした。



豚肉のソテー、バルサミコ風味


これにも唐辛子がちょっと入ってました。

そして、

ここまで写真を見て気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、

ほぼすべての皿にジェノベーゼのペーストがかかってました。

おじさん好きだなぁと思ってたら、

娘もジェノベーゼ大好きみたいでした。


そしてごめんなさい。

イモは全部食べれませんでした。


「もうお腹いっぱい。」

って言ったら、

「フルーツでも食べるか?」

いやいや、

お腹いっぱいで苦しいです!

グラッパを頼んだら、

なんだかレモンチェッロみたいな黄色いのも持ってきて飲ませてくれたんですが、

フィノッキオをつけたやつだと言ってました。

緑のものをつけても黄色くなるらしいです。



こんなものも見せてくれました。



昔はこんなエチケッタだったんですね。



メニューがないから、

お会計もおじさんが適当なんですけど、

夜のほうがグラッパまで頼んだのに、

値段一緒でした。

しかもすごい安いんです。

またいつか来たいなぁと思いました。


ペペロンチーノ


勝手な僕のイメージでは、

カラブリアに来れば辛い料理がたくさんあると思っていたんですが、

そうでもありませんでした。

ところどころにちょっと入ってる感じでした。


最初に入ったトラットリアで。




前菜


この日は朝からパン1つしか食べてなくて、

フラフラフラリンチョするほどお腹がすいていたので、

3皿頼んじゃいました。

と思ったら更に前菜がもう1皿来ました。



前菜その2



でかいパッケリですね。

アンチョビ、オリーブ、ケッパーのソースで。

この組み合わせ最高に好きです。



ラムのグリル


なにしろ肉が食いたくて来たので、

ラムでも食ってやろうと思って頼んだら、

想像してた2倍の量が来ました。

イタリア人はみんなこんなに食えるのか?

僕はスーパー腹ペコだったので今回は大丈夫でしたが。



チョコのセミフレッド


ここまで来たらデザートまで食べました。



フランスを出たあたりでデブの峠は越えたと思ってたんですけど、

最近また怪しくなってきたわけがわかりました。

デザートまで食べるようになったからだ!


なので地味に筋トレを始めました。


コセンツァ

結構書くのサボってましたが、

そろそろ書こうと思います。

コセンツァは周りを山に囲まれています。

今回は風景を。



山の斜面に広がる町並み。

この辺が旧市街で、

この右のほうの平地に広がっているのが新市街らしいです。

教会とかお城は旧市街にありますが、

買い物とかするのはみんな新市街ですね。

頂上に見えるのがお城です。

何の城かはわかりません。

下の写真だとわかりやすいです。



綺麗ですね~。

同じような写真を何枚も撮っちゃいました。


そしてこのお城まで行ってみました。

徒歩で。

さすがにきつかったけどいいものが見れました。




お城の中。

ここ以外はもうボロボロになってました。


そして上から見た景色。




ここまで来るのに、

階段だったり坂道だったり、

でこぼこ道ばかり。

基本的に舗装されていても石畳なのでボコボコしてるんですが、

更に時間が経ってボロボロになったりでこぼこが増したり。

日本だったら多分同じような田舎でももうちょっときれいだと思うんですが、

頂上まで来てみて、

きれいな道ですんなり来れちゃうよりも、

でこぼこの道を苦労してきたほうが気持ちがいいかもしれないと思いました。

たぶん明日は足が筋肉痛になると思いますが…。



最後に、

お城の前に止めてあった車の写真。

プレゴプレゴの下山君に捧げる1枚。




トレーノ

結構電車に乗りましたが、

イタリアの電車は上に電線があるのに、

電線に触れるあれがありません。

そして乗り心地とかエンジンの振動とかが車みたいなんです。

止まってると排気ガスくさいし。

これはでっかい車なのか?



FIAT社製でした。


トカゲ君


イタリアに来てから本当によくトカゲを見ます。

だからどうしたというんでしょう。

書いてみたかっただけです。


2009年7月6日月曜日

タラントの街並み




お昼過ぎにこんなに大きな雲があったので撮ってみました。

後でこの雲はものすごい雷になりました。





郊外のほうまで来てみると綺麗な建物がたくさんありました。

色合いがいいですね。



手すりまでしゃれてる。



変なのが飛び出てました。


タラントの街は全体的に綺麗に整備されてるイメージです。

港の近くは汚いとことか治安が悪そうなとこもありましたが。

海に囲まれてていいところですね。



タラント最終日

最終日は日曜日ということもあって、

特に何もなく終わりました。

日曜日はホントに人がいません。

平日も、

昼過ぎのお店が閉まる時間になると一気に人がいなくなります。

みんなどこに行ってしまうのでしょう。


とりあえず開いてるお店を見つけてお昼を食べました。


まずメニューよりも先に、

ワゴンで大量のスズキとクロダイを持ってこられて、

「どっちをどうやって食べる?」

って聞かれました。

どうしたらいいのかわからず考えていると、

「スズキをオリーブと一緒にオーブン焼きにするのが一番ファンタスティックだ。」

と言うのでそれにしました。

とにかくスズキを食わせたかったのでしょう。





Cavatelli ai Frutti di Mare



たまにはイタリア語で書いてみました。

また知らないパスタが出てきましたが、

すごいおいしかったです。

殻を外してあるから目立ちませんが、

ムール貝がいっぱい入ってました。





Spigola al Forno con Olive



取り分けてくれました


皮は食べないんですね。

焼いてカリカリになった魚の皮結構好きなのに。

これもうまかった。

イタリアンパセリがいいなぁと思いました。




Mousse alla Nociola


ナッツのセミフレッドです。

最近アイスが好きになってきました。

奥は「Rosolio」というリキュールなんですが、

知らなかったので頼んでみました。

甘い。




なんか違う州に来たのにレッチェと似てるメニューが多いなぁと思ってたら、

タラントもプーリア州でした。

バジリカータじゃなかった!

石黒さんに電話でバジリカータにいるってウソついちゃいました。

すいません!



そろそろ肉がいっぱいあるとこに行きたくなってきたので、

明日イタリアのつま先にあたるカラブリア州の内陸、

Cosenzaというところに行ってみようと思います。

本当にカラブリアにはからお料理がたくさんあるのか。



肉ー!肉ー!!


2009年7月5日日曜日

リンク


イタリアに来る前は、

日本に帰りたくなったりしないだろうと思ってたんですが、

やはり、

普通に会話できる相手がいないというのは結構寂しいですね。


今日もプレゴに電話したんですが、

また石黒さんと話してる途中で切れてしまいました。

すいません。



あと、

日本人があまりいないところにくると、

じろじろ見られるんです。

僕は視線を感じるのが苦手なので、

これも結構きついです。

特に小さい子供は珍しそうな目でじーっと見つめてきます。

たまに手を振ってみると逃げていきます。

なんだよ。






しかし上には上がいました。





僕の大学の先輩なんですが、

彼は一人でアフリカを縦断しています。

すごすぎる。

これを読んだら励まされました。








食べ物

今日はなんだか疲れ気味だったので、

思う存分食ってやりました。


まずお昼。


アサリのリングイネ


思ったよりアサリは少なかったけど、

すごくおいしかったです。

熱々で汗が出てきました。



カジキのグリル


こんな細いカジキもいるんですね。



昼は魚介ばかりだったので、

夜は肉ばかりにしました。

野菜はどこに?



フリシェッリ、サルシッチャとポルチーニのソース


また知らないパスタが出てきました。

この短いパスタと、

ソースのとろみ具合で、

もんじゃ焼きを思い出しました。

もちろんうまいです。

量が半端ないけど。



仔牛のグリル


骨付きだしでかい!

ロゼに仕上げてあるのに硬かったです。

そういう肉質なのかな。

けど今日はこういう肉を求めてました。



ティラミス


初めてイタリアで食べたティラミス。

残念ながら特に驚きはありませんでした。

プレゴのティラミスのほうがうまい!



今日はいろんな人に話しかけられました。

まずお昼に入ったレストラン。

ひとりで旅行してるの?

とかいろいろ聞かれました。

次はバスの運転手。

また一人でどこ行くんですかゲームしたんですが、

止まってる間に話しかけられました。

「中国人か?日本人か?」

日本人だと答えると、

「やっぱり、綺麗なかっこうしてるから日本人だと思ったよ。

 中国人は汚いからな。」

と言われました。

ポロシャツにジーパンが綺麗なのか?

本当にそうやって見分けてるんだなぁと思いました。

あと、

なぜそこに韓国人という選択肢はないのか不思議でした。

この人は日本人が好きだと言ってました。

頭がいいかららしいです。



後は全部海の近くに座ってるとき。

最初はバイクに乗った小学生ぐらいの子供。(小学生がバイク乗っていいのか?)

「何時?」

いきなりすぎて理解できませんでした。

「Scusi, che ora e?」(すみません、何時ですか?)

とか言われれば一度で理解できるんでど、

いきなり早口で、

「e ora? e ora?」

って言われてもわかんねえよ小僧が!

そもそも外人に時間を聞くかよ。

そしてありがとうぐらい言え!


次は太った小娘3人組。

なんかバカにしてるような感じでわかんないこと言ってたから、

「Non capisco.」(わからない。)

と言ったんです。

そしたらさらにバカにした感じでぶつぶついいながら去って行ったので、

「ふざけんなよクソが!」

って日本語で言ったらこっちに戻ってきたので、

意味わかったのかなと思ったら、

さっき言ったことを詳しく説明し始めました。

「あんたタトゥー入れない?」

ということでした。

「何でお前にタトゥー入れられなきゃいけねえんだよ!」

と言って追い返しました。


次は太った男がバイクに乗って近づいてきて、

「タバコ持ってないか?」

持ってないと言ったらどっか行きました。

そもそも持っててもやらねえよ!


これはかつあげ的なものかと思った人もいるかもしれませんが、

イタリア人はタバコがなくなると誰でもいいから近くの人に、

タバコくれ。

といいます。

みんなお互い様だからチャラなのかな。



2009年7月4日土曜日

コイン


今回はコインを少し紹介しようと思います。

まずはこれ。


これは2ユーロのコインです。

硬貨の中では1番高額です。


そしてこれ。


2ユーロのコイン。

ではありません。

5ユーロのお釣りのときにもらったコインの中の1枚ですが、

まったくの偽者です。

まんまとやられました。

こんなこともあるんですね。


持ち物紹介

今回はTシャツを2枚紹介しようと思います。

まずはこれ。



これは送別会のときにプレゴプレゴの皆さんからいただいたものです。

プレゴ魂を忘れずがんばります。

石黒さんに言われたとおり、

出発の日にはこれを着て行きました。

もったいなくて着れないので、

次は帰るときかな。



もう1枚はこれ。




伝説の岩Tシャツ。

大学時代の思い出の品です。

たまに思い出してちょっと笑っちゃいます。



RegaloとPREGOの皆さんにもらったものは紹介したんですが、

残念ながら池袋のプレゴパケットの皆さんにもらったものは紹介できません。

ご了承ください。